「光本勇介氏のような起業家に憧れている」
「起業して一発当てたい」
「脱サラして自由にやりたいことをしたい」
やる気と資金さえあれば誰でも起業することはできますが、健全な運営を続けられるとは限りません。
会社のリーダーにその資質がなければ、ビジネスは失敗し社会から忘れされてしまいます。
一般的に起業家の素質がある人は並外れた行動力を持ちます。
起業することを決断し、そのために必要な物のために行動しなければなりません。
大抵の人には資金が不足しているので、金融機関に掛け合って資金集めをします。
自分のスキル不足でできないことがあれば、人を雇ったり依頼したりすることも大切です。
【参考】「最悪を想定すれば怖くない」BANK光本勇介氏が挑戦できるワケ
成功するか失敗するか分からない状況で行動できるか
これらを面倒がってしまう人は起業家になれません。
失敗することを恐れて行動に移れない人も難しいでしょう。
成功するか失敗するか分からない状況で行動できるかがポイントです。
完璧に準備して始めることができれば安心感がありますが、知名度や実績のない人に潤沢な資金も人材もありません。
不安材料は必ず残ってしまいますが、それを気にせず実際に起業してみようと考えられる人はビジネスが上手くいきやすいです。
そのような考え方には自分自身への確固たる信頼が根付いていると考えられます。
自分がスキル不足を嘆き社会に通用しないと卑下していれば、提供する商品やサービスを魅力的にアピールできません。
顧客に商品やサービスを利用してもらうためには、自信を持ってプレゼンテーションを行う必要があります。
「自分ならできる」と自信があるからこそ、失敗のリスクを把握しつつも大胆な行動に出ることができます。
自信過剰になっている人は起業家には向いていない
ただし自信過剰になっている人は起業家には向いていません。
自信があることと自分を過大評価することは大きく異なっています。
会社として運営していくうちに、自分1人で解決できない事案が発生します。
人間には得意不得意があり、得意分野で起業したとしても不得意分野や未経験の分野からの仕事もこなさなければなりません。
対策として最も効果的なのは、周りの人に頼ることです。
社員や外部委託に任せることで、自分の負担を減らしながら良い結果を得られます。
しかしビジネスが常に上手くいくとは限らず、任せた人たちが失敗することもあります。
この状態で自信過剰な起業家は、失敗を叱責し不平不満を社内に響かせます。
失敗して上司にひどく叱られることは多くの人が経験していますが、経営者の立場でそれを行うのは資質が足りないといえます。
なぜなら誰にでも失敗することはあり、経営者も例外ではないためです。
自分もそれまでの人生の中で失敗を繰り返し成長してきたのに、自信過剰になっている人はそれを忘れていきなり成功したかのように記憶を書き換えています。
都合の良い記憶の書き換えは自分に優しく周囲に厳しい環境を作りやすい
都合の良い記憶の書き換えは、自分に優しく周囲に厳しい環境を作りやすいです。
失敗した本人が一番ショックを受け落ち込んでいるので、さらに落ち込ませるような言動は経営者の器の小ささを強調することになります。
このような働きにくい職場で良い成績を残せる可能性は非常に低く、社員のモチベーションは下がります。
失敗を責めたところで成功に変わるわけでもありません。
ただ社員との信頼関係を損なっただけで、次に活かすことができないのはもったいないです。
優秀な起業家は非常に前向きなので、失敗しても次は成功できるように取り計らいます。
目先の金勘定だけでは会社として成り立たないこともよく分かっています。
ビジネスでは利益を出すことを重視するべきですが、最優先することは経営目標やビジョンと呼ばれる信念です。
信念に向かって突き進む人は、自信があり目先の欲に囚われません。
周囲の人と円滑なコミュニケーションがとれる
お金を稼いで楽をしたいと考えるよりも、社会に貢献したいと信念がある方が周囲への感謝を忘れずに会社を存続させられます。
周囲の人と円滑なコミュニケーションがとれることは、起業家に必要な資質です。
会社を大きくするためには、大きな会社とのコネクションが求められます。
自力で大きくするのは限度があるので、より懐の深い会社に助けてもらいます。
人見知りであまり関わって欲しくなかったり、利益を独占したがったりすれば、本当に困った時に支援されません。
経営者たちのネットワークに入り、顧客を紹介してもらえば一定の利益を出すことができます。
そこから商品やサービスの質を高めたり規模を大きくしたりするのは、自社で行うので経営者としての力量の見せ所です。
奢ることなくたくさんの人のサポートを受けながら事業を拡大できれば、優秀な人材も集まってきます。
経営は安定するまでに時間がかかるので、それまで持ちこたえる体力も重要です。
まとめ
精神論とは異なり、心身の健康は生活習慣次第ですぐに改善できるので、少しでも起業に興味があるなら健康的な生活習慣を身につけましょう。
風邪などの病気になりにくい丈夫な体に、コントロールできるメンタルヘルスは軽視されやすいですが財産です。
資金や人材と並んで大切な要素なので、必要に応じてジムや心療内科クリニックを利用しながら安定させます。
Last Updated on 2025年7月7日 by hotelv