マイホームを購入するとき、マンションと一戸建てのどちらを選ぶのが良いのか迷う人も多いかと思われますが、一戸建て住宅は土地と建物すべての所有権を持つことができるメリットがあります。
マンションの土地は世帯数で割った取り分ではなく、購入した部屋の専有面積の割合による区分所有権と呼ぶもので、部屋が広いと区分所有権の権利も大きくなります。
ただ、建物が建っている場所は購入者すべての所有権になるので、建て替えるときには全員の賛成が必要になりますし、部屋は新築のときから年数に応じて価値が下がるので部屋の価値が激減すると売りに出すと高く売れないことも少なくありません。
一戸建ての場合は、建物の価値がゼロになったとしても土地すべての権利があるわけですから土地代分の利益を得られるなどマンションとの違いがあるわけです。

 

どのような点にウェイトを置くのかでどちらが良いのか決まってくる

ただし、固定資産税についていうと土地が区分所有権になるので土地代にかかる税金が安くなりますし築年数が経過することで年々税金が安くなるので納める金額は一戸建てよりもマンションの方が安く済むなどのメリットもありますので、どのような点にウェイトを置くのかでどちらが良いのか決まって来るのではないでしょうか。
ちなみに、マイカーを所有している人も多いかと思われますが、マンションの駐車台数は全戸分用意されていることは少なく、新築分譲の物件などでは入居予定者が抽選で月極契約を結ぶスタイルになるので、抽選に漏れてしまったときには近所の月極駐車場を探して借りる必要が出て来ます。
一戸建てでは、敷地内に駐車場を持つ物件を購入すれば1台は確実に無料で駐車できますし、最近は2台分のスペースを確保している物件も多くありますので、旦那さんと奥さんがそれぞれ1台ずつ車を所有しているときなど経済的です。

駅から近い場所で販売価格が安いマイホームを求めたい、しかも駐車場が敷地内にある、このような希望をマイホームに求める人は多いわけですが、駅から近いと土地価格も高くなりますし、月極駐車場を借りるとなればその費用も考えなくてはならない、マンションの駐車場は月極駐車場とそれほど変わらないケースも多いので、車両台数が2台などのときには2台分の駐車スペースを持つ一戸建ての方が毎月のローン返済額など支払い額自体が安くなることも決してゼロとはいい切れません。

 

注文住宅は値段が建売住宅よりも高額?

ところで、新築の一戸建てには分譲地に建設される分譲住宅や建売住宅、注文住宅などの種類がありますが注文住宅は自由に間取りなどを変えることができるけれども値段が建売住宅よりも高額だと感じる人も多いようです。
ただ、これはあくまでも先入観であり実際に注文住宅で家づくりをしている人の中には建売や分譲住宅の販売価格よりも安い値段でマイホームを手に入れている人も少なくありません。
建売住宅や分譲住宅は、土地および建物をセットにしている物件で、販売価格は両者の合計額です。
注文住宅は、土地と建物が完全に分離されていて、土地を持っていない場合は不動産会社に協力して貰って家を作る土地から仕入れることになります。

仮に、予算が6,000万円の場合で土地の購入代金が4,000万円であれば、単純な計算で家を作る費用は2,000万円です。
ネットの中にある建設会社やハウスメーカーのホームページを見たとき、1,500万円や1坪40万円などの金額が掲載してあり、仮に予算2,000万円で坪40万円で家を作るのであれば建坪50坪、約165平米の豪邸を作ることができる、分譲住宅や建売などではここまで大きな家はそれほど多くはありませんので、注文住宅なら大きな家を作れるのではないか、このように感じる人も多いことでしょう。

 

建設会社や工務店にすべきか、ハウスメーカーにすべきか?

注文住宅で家を建設するとき、建設会社や工務店にすべきか、ハウスメーカーにすべきか迷う人は多いのではないでしょうか。
住宅展示場に出掛けると、建設会社や工務店、ハウスメーカーが建設したモデルハウスの見学ができるようになっていますが、ハウスメーカーの場合はある程度間取りが決まっている、その中から建材や建具などを選んで予算に合う家づくりを行うなどの特徴があるようです。
仕様がある程度決められているので施工主のこだわりが自由に反映できないこともあるといわれており、仕様がライフスタイルに合うのか否かで建設して貰う会社も変わって来ます。
工務店などでは、家の建設はできるけれども電気工事は別会社に委託になることもあるようですが、大きな建設会社などでは1社ですべての工事ができることが多く、すべて自社施工で家づくりができ強みを持つ会社も少なくありません。

 

まとめ

なお、家づくりを行うときのポイントはこだわりたい部分にはどのようなものがあるのか、これを家族全員で話し合いを行ってリスト化しておきましょう。
リストを作った後は、それぞれの項目に優先度をつけておき、設計者との打ち合わせをしながら予算に合うものであるのかを確認、予算を超えるときには優先度が低い条件を削除するようにするのがコツです。

信和建設が求めている人材とは?より
 

Last Updated on 2025年7月7日 by hotelv